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80年代から90年代に掛けての間、国民総生産は飛躍的に向上しました。朝鮮戦争によって一つもなくなったソウル市内の漢江にかかる橋が80年代には十数本に増えるほどの発展ぶりを示しました。これが「漢江の奇跡」と呼ばれるゆえんなのです。同時に家電や自動車など加工組み立て型の産業の発展にも力をいれ始めました。こうした産業が現在の輸出の主力になっています。日本から生産のための機械や部品を輸入、組み立てて輸出する方式を採用しました。そのため、急速な発展が可能でした。ただ、日本からの慢性的な貿易赤字に悩むという体質を韓国経済に残してしまいました。経済発展をテコにしようと、韓国は88年にソウル五輪を開催しました。五輪までの数年は通貨ウォン安、原油安、金利安という好条件が重なって、大きく輸出を伸ばし、いわゆる「三低景気」を演出したのです。この時、主役になっていたのが家電、自動車などでした。